「ひろしま社会起業支援サミット2010」
を開催しました!

・日時:2010年6月27日(日)
・場所:広島経済大学 立町キャンパス
 (市電「立町」からすぐ)

・参加費:無料

 当日の様子等がわかる「事業報告書」はこちらから!
hiroshimasocialsummit2010_report.pdf

2015年04月23日

資金調達「3:4:3」の法則のポイントは?



以前紹介した「ためまっぷプロジェクト」

クラウドファンディングサイト「READYFOR?」での
クラウドファンディングにて、
見事、130万円もの寄付を集めることに成功しました。

tamemap1

https://readyfor.jp/projects/tamemap/

「ためまっぷプロジェクト」の
清水義弘代表インタビューをベースに、

「クラウドファンディング成功の秘訣は何か?」

そのヒントを探るコーナー。

インタビューの内容から、
個人的にポイントをまとめてみると、
以下の3つになろうかと考えています。

1.「130万円の資金調達の経費が300万円」をどうとらえるか
2.「3:4:3」の法則
3.協働のための「7つの習慣」の観点から

今回は、第二の観点、
「3:4:3」の法則についてふれます。

※ここで取り上げた「3:4:3」の法則は、
「支援者の1/3の法則」として、
世界大手クラファンサイト「インディーゴーゴー」のCEOであるスラヴァ・ルービンさんも、
取り上げていることが、後日判明しました。
“最低1/3は、自分の直接の友人知人からお金を集めなくてはいけない”
http://diamond.jp/articles/-/67533

 
○理想的な資金調達の内訳は、
「自己資金:内部資金:外部資金=3:4:3」

 

「3:4:3」の法則とは、

起業などの資金調達にて、成功裏に資金調達を行った、
世間的に無名の個人や団体の資金内訳は、
往々にして、

「自己資金:内部資金:外部資金の割合が、
それそれ30%:40%:30%に近似する」


という法則です。

……とはいえ、一般的に定義された法則でも何でもなく、
私が勝手に見いだした法則です。

でも、あながち全くの見当違いでもないのではないか。
そんなことを思います。

ま、「自己資金30%」というのは、
起業の場合だと、よくあるお話ではあります。

銀行の融資とかでも、
それくらいの自己資金がないと、
そもそも融資しないケースも多いと思われます。

ただ、NPOなんかの資金調達だと、
「自己資金30%」だけだと、厳しいですね。

まず「自己資金:内部資金:外部資金」の解説

・自己資金:

自分の貯金や、家族から出してもらったお金や資産

・内部資金:

友達、あるいは団体のメンバーなど、
資金調達前からの人間関係からの支援

・外部資金:

今回の資金調達で新たに生まれた人間関係等による、
お金などの支援

起業でいえば、銀行からの融資もここに入ります。

この法則の補足をしておくと、

・成功裏に資金調達

これは、単に資金を集めた、というだけでなく、
その後の事業でも持続的な発展をなす可能性が高い。
そうしたニュアンスを込めています。

・世間的に無名

何らかの原因で(テレビに取り上げられるとか)、
世間的に名前が一気に知れ渡れば、
外部資金による資金調達も、相当はかどるでしょう。

そうなったときに、この法則はもちろん崩れるのですが、
そこまで大々的に名前が知れ渡ることは、
あんまりないですけどね。

さて、ためまっぷプロジェクトの場合はどうか。
詳細は控えますが、

「自己資金:内部資金:外部資金の割合が、
それそれ30%:40%:30%に近似する」


この「3:4:3」の法則に、
近似しています。

 
○「預言者郷里に容れられず」問題に取り組むか、それとも?
 

さて、この「3:4:3」の法則。

自己資金、内部資金、外部資金のそれぞれに注目すると、
次の3つのポイントが浮かび上がってきます。

2-1.「預言者郷里に容れられず」問題(自己資金)
2-2.代表の人脈力×メンバー間のコミュニティ力(内部資金)
2-3.テストユーザー集めとしてのクラウドファンディング(外部資金)

まず、「預言者郷里に容れられず」問題。

「預言者郷里に容れられず」というのは、
優れた人物は、身近な家族や地元では
あまり尊敬されないという意味のことわざ。

これは、以下の場合にあてはまります。

・すでに結婚している場合

夫や妻、あるいは子どもは、
自分の配偶者、親がリスクテイクして、
新しいことを始めるのを、基本的には反対します。

(もともと配偶者がリスクテイカーであることを
受け入れている場合は別)

この反対に対して、
説得して、逆に賛同してもらえるようにするのが、
ある意味最初の支援者獲得、顧客獲得といえます。

理想的には、自分と異なる、
男性脳、あるいは女性脳に対して、
賛同できるようにアプローチできることは、
プロジェクト紹介のアプローチの幅が
広がっていることを意味します。

ま、現実的には、

「なんかよくわからんけど、
お前のやってることだから支持する」

というところに落ち着くのがほとんどですが。

 

・親に支援を申し入れる

これは、基本的には相当難しいですね。

親子関係が悪ければ、
まずその修復から始めないといけない。

親子関係が良くても、
基本的に親は子どもがリスクテイクして
新しいことをするのを望まない。

ほとんどの親は、子どもが起業するよりも、
大企業や公務員に就職してくれることを望むでしょう。

(今後、社会がもう少し混沌とすれば、
その割合も減るんでしょうが)

まして、NPOとかで資金調達なんて、
基本、親にとってはマジで勘弁して欲しいのでは?
そんな、世間様を騒がす真似は、ご勘弁願いたい。
これも、少なからぬ親の本音でしょう。

ただ、なんだかんだで、それでも、

「なんかよくわからんけど、
お前のやってることだから支持する」

パターンで、最後にはある程度の支援をするのも、
また親というものなのかもしれませんが。

……ま、ぶっちゃけ、

独身で、自力である程度の自己資金を持っていれば、
「預言者郷里に容れられず」問題なんて、
あんまり関係がないと言えば、ない。

「預言者郷里に容れられず」問題に向き合うのは、
はっきりいって、相当精神的に消耗するでしょう。

(それでも、少なくとも配偶者や子どもには、
同意を求めるべきだとは、個人的には思います)

たぶん、投入の割に、
リターンは少ないことがほとんどでしょうね……

ま、だからこそ、

「預言者郷里に容れられず」なのですが。

 
○代表の人脈力×メンバー間のコミュニティ力が内部資金のカギ
 

続いて内部資金調達。

ここで第一にものを言うのが、
代表者(発起人)の人脈力。

ここ最近、「○○力」と、
何でもかんでも力をつけるのが流行ってますが、
「人脈力」というのも、当然あります。

たとえば、こんなサイトもあります。

"間違いだらけの人脈作りから脱出する〜ビジネスの現場で本当に必要な人脈とは?"
http://www.hitachi-solutions.co.jp/column/tashinami2/relationship/

「人脈力」に関心のある方は、
ぜひとも見ていただければいいと思いますが、

この記事のポイントをあげるとしたら、
個人的には、次の2点。

・まず与える
・オープンハート

上記2点は、ためまっぷ・清水代表の
インタビューでも出ていましたね。
http://www.psonic.org/archive_whatcbsb/no129/

NPO代表なんかだと「まず与える」のは、
夢、ミッションやビジョンなのでしょう。
その夢を心地よいと感じる人が、人脈になっていく。

もちろんそれだけではなくて、
可能な限り、相手が必要なことを手伝ってあげる。

最近、統一地方選挙もありましたけど、
政治家の場合だと、自分たちが票田になることをアピールしたり、
選挙のボランティアとか、ね。

もちろん、NPOが直接特定の政治家を支援することは、
いろいろと問題になるのですが、

あくまでも「政策提言の一環」といった形に
落とし込めるでしょうし、
そこまで神経質にならなくてもいいかも。

オープンハートってのは、
結局、突き詰めれば「相手を信じられるか」。

相手を信じるってのは、
裏を返せば、自分に確固とした自己肯定感があるか。
それがないと、相手を信じる事なんてできっこない。

ま、人間力、的なところに行き着きそうですね。

 

ただ、代表だけが人間味あふれて人脈力があっても、
それだけでは不十分。

続いて必要になるのが、
メンバー間のコミュニティ力。

NPOの場合だと、
スタッフや会員の一体感、結束度ですね。

それが強ければ強いほど、
プロジェクトの際の内部資金量が上がります。

このへんのお話は、
『世界を変える偉大なNPOの条件』のうち、

「原則3:熱烈な支持者を育てる」に関わってきます。

P-SONICでも過去に取り上げていますので、
ご参考までに。

"名作選・世界を変える偉大なNPOの条件"
http://www.psonic.org/archive_whatcbsb/selection1/

 
○クラウドファンディングはテストユーザー集めの受け皿
 

最後に外部資金について。

一般的な起業においては、
外部資金というのは、融資とかエンジェルとか、
あるいはベンチャーキャピタル(VC)とか、でしょうか。

NPOの場合は、加えて寄付や新規会員も、
外部資金になるでしょう。

では、クラウドファンディングは、
外部資金調達としては、
どのような位置づけと考えるべきか?

個人的には、単なる資金調達と言うよりは、
テストユーザー集めの受け皿と考える方が、
よりしっくりくると考えます。

新規にモノやサービスを提供する場合、
いきなりあまねく人に提供する、なんてことは、
普通ありえません。

普通は、その前に、
テストユーザーに使用してもらって、
色々とフィードバックを得るものですよね。

クラウドファンディングを通して、
テストユーザーを集めて、
そこからフィードバックを得ていく、というのが、
一つのあるべき姿なのかな、と考えています。

ためまっぷプロジェクトの場合、
今回のクラウドファンディングは、

「次回のより大規模な実証実験のための資金」

であり、
今回の支援者も、一種のテストユーザーとして、
位置づけていることは間違いありません。

おそらく、実証実験を数回重ねて、
フィードバックを高めていくことになるのでしょう。

次回は、第三の観点である、
協働のための「7つの習慣」の観点からふれます。

おそらく、これまでのおさらいが、
主になると思っています。



※この記事は、P-SONICのHP記事より転載しております。
http://www.psonic.org
posted by ccc_summit_hiroshima at 20:05| Comment(0) | 社会起業トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月24日

クラウドファンディングには初期投資する覚悟が不可欠




以前紹介した「ためまっぷプロジェクト」

クラウドファンディングサイト「READYFOR?」での
クラウドファンディングにて、
見事、130万円もの寄付を集めることに成功しました。

tamemap1

https://readyfor.jp/projects/tamemap/

 

「クラウドファンディング成功の秘訣は何か?」

そのヒントを探るコーナー。

今回は、インタビューの内容を元に、
クラウドファンディング成功の秘訣を分析していきます。

インタビューの内容から、
個人的にポイントをまとめてみると、
以下の3つになろうかと考えています。

1.「130万円の資金調達の経費が300万円」をどうとらえるか
2.「3:4:3」の法則
3.協働のための「7つの習慣」の観点から


○初期投資する覚悟と備えがないと成功しないのは、
クラウドファンディングも起業も同じ



まず考えたいのは、第一の観点

「『130万円の資金調達の経費が300万円』を
 どうとらえるか」

ともすると、次のように考えてしまいそうに、
なりませんか?

・要するに、約170万円の赤字だから、
 資金調達できたとしても、意味がないのでは?

・クラウドファンディングなんかせずに、
 130万円自費でポンと出した方が、
 安上がりで済んだのでは?


このことを考える上においては、
さらに3つの観点を踏まえるのがよいかと。

1-1.クラウドファンディングは「起業でいう初期投資」
1-2.お金を得るにはお金を必要とする
1-3.「足で稼ぐ」費用を最小化できる地政学的ポイント


クラウドファンディングは、
NPOがやるにせよ、個人や少人数でやるにせよ、
基本、「スタートアップ」のタイミングで、
行われることが多いですね。

個人や少人数でやるクラウドファンディングは、
たいてい

・モノをつくろうとしているので、資金を集めたい

といったカテゴリーですよね。

 そして、「スタートアップ」である以上、
 基本、現物は存在しない(あって試作品)。

 いわば、夢とか想いとかビジョンとかを、
 形にするために行う。

これは、通常の起業でも、
全く変わりません。

一般的に、起業の際に必要なのは、
「会社設立時にかかる資金」と「初期の運転資金」になります。

”起業時に必要な2種類の資金"
http://www.kigyo-to-go.jp/howmuch01.html


「会社設立時にかかる資金」というのは、

会社設立費、オフィス賃貸の初期費用、
オフィス家具の購入費(リース含む)、
OA機器や事務用品の購入費 など


「初期の運転資金」は、

人件費やオフィスの賃料、
電話代やインターネット料金等の通信費、
広告宣伝費やHP運用費や交際費等の営業経費、

その他には、仕入れや借入の返済、
専門家に仕事を依頼していれば顧問費、
コンサルティング費 など。


ためまっぷプロジェクトの場合、
話を聞く限りにおいて、
ほとんど営業経費(交通費)という印象を受けます。

 いわば、起業の前段階において、
 見込み客集めと、商品のヒアリング&フィードバックに、
 相当額投資した、という形だといえます。

清水代表の場合、
起業スタートアップに携わった経歴もあるため、
そのあたりの初期投資の必要性も、
十分理解されているといえるでしょう。


○「お金を得るにはお金を必要とする」という事実から
目を背けてはいけない



続いて押さえておかないといけないのは、

 「お金を得るにはお金を必要とする」という、冷徹な事実。

「何か革新的(と自分で思っている)な、
ビジョンなり商品なりを発表しさえすれば、
どこからともなく、お金が集まってくる。」

「社会的課題について、
切実に訴えれば、
どこからともなく、お金が集まってくる。」


な〜んてわけは、ないですよね。

結局、まずは自己資金で広告、営業を行わないと、
何もはじまらない。

起業の場合だと、当たり前すぎるこの事実も、
なぜか「いいこと」の場合だと、
みんな、この事実を忘れてしまう。

「自分たちがやっていることは社会のためになることだから、
なにも言わなくても、みんな支援するのが当たり前。」

「あなたのやっていることは社会のためになることだから、
ボランティアで(中抜きせずに)やるのが当たり前。」

 そんな勘違いをしている人が、
 まだまだ多いように思えます。

なんででしょうかね?


○「足で稼ぐ」費用を最小化できる地政学的ポイント2点


最後に、

「足で稼ぐ」費用を最小化できる地政学的ポイントについて。

これは、完全に余談です。

ためまっぷ・清水代表の場合、
実際のところ、広島にはそこまで人脈がなかった上に、
これまでの人脈が、千葉や埼玉にあり、

「足で稼ぐ」と、
交通費がどうしてもかさんでしまう。

そう考えると、
「足で稼ぐ」費用を最小化できる地政学的ポイントは、
次の2点にあることがわかります。

A.生まれも育ちも地元で、人脈が地元に集中
B.地元が東京近辺だとなおよい


Aは、ためまっぷ・清水代表の事例をみれば、
うなずけるかと思われます。

Bについては、
たとえば大企業にスポンサーをお願いするとなったら、
たいていの大企業は東京に本社、
または主要オフィスがある。

大企業関係者を地元に呼びつけるなんて、
できるわけがない以上、
自分が、東京に行ってプレゼンするしかない。

そうでなくても、大都会には、
ヒトもモノもカネも情報も、
一極集中している以上、

そこにアクセスする方が、
効率がいい、というのは間違いない。

まぁ、これは、

「ないものねだり」という側面もありますが、

それ以上に、あまり好かれない
考え方ではあるでしょうね。

「都会から地方へ」的な風潮が、
NPO業界には確実にあるので、

そうした風潮からしたら、
これは不都合な真実には違いない。
逆を言えば、

「生まれ育った都会から、
地方にIターンして起業」

というのは、
それだけ茨の道であることは、
間違いないですね。

次回は、第二の観点である、
「3:4:3」の法則についてふれます。



※この記事は、P-SONICのHP記事より転載しております。
http://www.psonic.org
posted by ccc_summit_hiroshima at 11:37| Comment(0) | 社会起業トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月04日

「ためまっぷプロジェクト」清水義弘代表インタビュー 〜クラウドファンディング成功の秘訣編〜



以前紹介した「ためまっぷプロジェクト」

クラウドファンディングサイト「READYFOR?」での
クラウドファンディングにて、
見事、130万円もの寄付を集めることに成功しました。

tamemap1

https://readyfor.jp/projects/tamemap/

 

「クラウドファンディング成功の秘訣は何か?」

そのヒントを探る、

「ためまっぷプロジェクト」の清水義弘代表インタビュー。

第1回は、「ためまっぷプロジェクト」はじまりの物語でした。
第1回をご覧になっていない方は、最初にこちらから。

第2回は、いよいよ、
「ためまっぷプロジェクト」クラウドファンディングについてです。
あと、現時点での今後の展望も、軽く伺っています。

先に結論を言ってしまえば、
テクニック的なお話はほとんどありません。

 基本は「足で稼ぐ」。
 これにつきます。

 
○クラウドファンディングといえども、基本は「足で稼ぐ」


−そもそも、清水代表はクラウドファンディングについて、
 どこで知ったのですか?


市民活動団体、NPOの資金調達に興味を持って、
インターネットで調べていたら、

日本ファンドレイズ協会のことを知り、
そのイベントに参加して、
クラウドファンディングのことを知りました。

※jfra 〜日本ファンドレイジング協会〜

http://jfra.jp/


−クラウドファンディングに取り組むに当たって、
 当初から意識していたことはありますか?


まずは、ためまっぷプロジェクトについて、
どれだけの人が理解、共感、支援してくれるのか。
そこを知りたい、と思っていました。

プロジェクトチームを2014年5月に立ち上げたのですが、
みんな社会人なので、
コミットできる範囲には限界がある。

「動くのは、自分が責任を持って動こう!」

という意識はありました。

そのためにも、まずは、
公民館を巡って、チラシの配布について、
現状を自分の目で確認するところからはじめました。

そのあと、本格的にクラウドファンディングの準備。
READYFOR?に載せる文書、ギフトについて、
数ヶ月悩んで、準備しました。

それでも、最初のうちはわかりにくい文章で、
現地説明会を平行して開催する中で、

「説明会に参加して、はじめて言いたいことが分かった」

という方も少なからずおられました。
そうした方からFacebookでフィードバックを頂き、
文章を修正していきました。


−今のお話を通して、またFacebookの投稿を見ても、
 とにかく広島〜千葉、東京間を積極的に動いて、
 足で支援を集めたという印象があります。

 その間の交通費等は、クラウドファンディングにて、
 経費として扱う予定ですか? それとも別枠?

これは別枠ですね。
去年1年間で、貯金を300万円使いました。
これまでの仕事で、貯金はまだもう少しあるのですが。

多くの支援者も、
今後の持続可能性については心配されていて、

「いかに事業化するか」について、
様々にアドバイスを頂きました。

一方で、NPO関係者の方からは、
自治体との協働というアドバイスを頂きました。


−それにしても、300万円は多いですね。


個人的には、少なくとも、

自分の人生の1割は、
 他の人のために使っていいのではないか。

そう思っています。
お金だけではなく、時間やその他もろもろ。

ただ、私が会ってきた、
市民活動、NPO、社会福祉法人の方は、
人生の1割どころか、全てといっていいほど、
他の人のため、社会のために捧げているといっても、
過言ではない人もいました。

そうした先輩方に比べると、
まだまだ甘いのでしょうね。


 支援はIT企業時代からの知り合いが多いですか?


SE時代のつながりには、
ほとんど支援を求めていません。

親族はもちろん、
以前からの友人に加え、

JCでのつながりからの支援が、
以前からのつながりの大半ですね。

そういったつながりの中には、

「何やってるかはよく分からないけど、
 清水さんだから支援する」

そんな人もいましたね。

ただ、個人的には、
ためまっぷのコンセプトを支援して欲しいので、
微妙な気持ちだった、というのが率直なところです。


ためまっぷのコンセプトについては、
以前からのつながりでも、理解者は出てくれました。

何より、コンセプトに共感して、
今回のクラウドファンディングで、
初めてつながりを持てた人も一定数いたのが、
非常にうれしかったですね。


○まず相手のために何かする


−今後、クラウドファンディングをしようとする、
 団体に対して、アドバイスはありますか?


精神論的な話では2点。

 第1は「まず、相手のために何かする」
 第2は「オープンハート」


もちもちの木の場合も、
まずはPCサポートなどのボランティアをした土台の上で、
場所などの支援を頂いています。

あとは、ライオンズマンションや他社会福祉法人など、
他の団体の活動に参加し、手伝った土台があったので、
支援を頂いた、というのもあります。


「オープンハート」については、
情報開示というレベルだけではなく、

自分が何を考えているかを、
 包み隠さずに相手に話す。

そうして初めて、
相手から共感されるものがあります。

テクニック的な話では、

・NEVERまとめを有効活用すると、
 「ためまっぷ」が検索上位に表示されやすい

といったものがあります。
ただ、私の場合、

 「とにかく足で動く」がモットーでしたので、
 テクニック的な裏技は、ほとんどありません。 


○今後の展望


−今後、「ためまっぷプロジェクト」の展望は?


まずは、全国キャラバンですね。
今回のクラウドファンディングで得た資金も活用します。

この「ためまっぷプロジェクト」が、
特定地域でのみ活用されるものではなく、
全国レベルでニーズが求められていることを確認したい。

そして、「ためまっぷプロジェクト」を、
全国レベルで広げたい。

何より、全国キャラバンを通して、
全国で活動されている方、すごい方を知って、
お会いしたくてたまらない。

--------------------------------------------------------------------

インタビューはこれでおしまい。

次回は、インタビュー内容をベースに、
クラウドファンディング成功の秘訣について、
いろいろ踏み込んで考えてみたいと思います。

インタビューは、かなり熱い内容だったと思いますが、
次回は私の考察になりますので、
いつもの冷めたトーンになります。




※この記事は、P-SONICのHP記事より転載しております。
http://www.psonic.org
posted by ccc_summit_hiroshima at 20:01| Comment(0) | 社会起業家インタビュー(2015) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。