「ひろしま社会起業支援サミット2010」
を開催しました!

・日時:2010年6月27日(日)
・場所:広島経済大学 立町キャンパス
 (市電「立町」からすぐ)

・参加費:無料

 当日の様子等がわかる「事業報告書」はこちらから!
hiroshimasocialsummit2010_report.pdf

2010年06月24日

【社会起業家インタビュー】EFT広島・三上弘恵代表


 「ひろしま社会起業支援サミット2010」にて、
 社会起業家活動プレゼンを行っていただく、EFT広島。

 今回は、本番に先立ち、
 EFT広島の三上弘恵代表に、
 インタビューを行いました。


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 20100624_01.jpg

 ※EFT広島について、もっと知りたい方は、
 http://www.mikan123.com/bokin.htm

 をご覧ください。

 ※EFTそのものに関心のある方は、
 http://www.eft-japan.com/index.html

 をご覧ください。


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■トントンとツボをたたいてストレスケア


−EFTとは、どのようなものですか?

 EFTとは、
「Emotional Freedom Techniques
 (エモーショナル・フリーダム・テクニック)」の略です。
 
 顔や体のツボを軽く叩くことで、心が軽くなってきます。
 東洋医学に基づく、安全で安心な心理療法です。
 3歳のお子さまからご年配の方まで、
 だれでも簡単にできる方法です。

 ツボをトントンたたきながら、
 自分の中のネガティブな感情を、
 言葉に出して吐き出すことで、
 心が軽くなることができます。


−ネガティブな感情といえば、
 「Aさんがあんなだから、私はしんどいのよ!」などと、
 ストレスの原因が明確であればいいのですが、
 現在は、ストレスの原因が見えにくくなっているケースが多い。
 その場合は、どのように感情を吐き出すのですか?



 その場合は、素直に

 「なんだかわからないけど、しんどい!」などと、

 ありのままの感情を吐き出しながらトントンします。
 そうしていると、次第に感情が整理されて、
 ストレスの原因が見えてきます。


 EFTは、もともとは、
 自分の問題を、自分で解決できるように構築された、
 理論、実践体系です。

 EFTは、様々な身体、精神の問題に応用することができます。



■「EFT広島」という団体をたちあげるまで


−三上代表自身が、EFTに出会ったきっかけは?


 私は、友人のカウンセラーに紹介されました。

 友人は、企業にてカウンセリングを行っていたのですが、
 その友人から、

 「すごく簡単で、すぐに効果が現れる方法がある」と言われて、
 興味をもってはじめたのがきっかけです。

 
−EFTと出会ってみて、三上代表およびその周辺に
 変化はありましたか?



 私自身が、まだEFTについて学んでから、
 あまり日が経っていなかった頃、
 それでも他の人にEFTを実践してみたことがあります。

 そこで、EFTを受けた人が、心身共に元気になっていくのを見て、
 非常に衝撃を受けました。

「まだ、私自身はあまり理解していないのに、それでもEFTは、
 人に良い影響を与えられる」

 そこに驚かされたのです。
  

−「EFT広島」という団体をたちあげようと思ったきっかけは?


 EFTは、その学びのレベルに応じて、
 レベル1、2、3 他にも専門に応じて
 各講座に分かれており、
 それぞれのレベルごとに講座が開催されています。

 2006年、EFT-Japanのブレンダ代表が、
 広島にやってきて、講座を行ってくださいました。

 その時、

「このEFTの講座を学んでいる人同士、
 EFTの練習会を開催したらいいのではないか」

 という提案があがりました。
 この提案から、EFT広島は誕生しました。

 
 当時、東京や大阪などでも、EFTの練習会を行っていましたが、
 他県では、レベル1以上の方のみで、練習会を行っていました。

 それに対し、広島では、
 EFTの講座を受講したことのない一般の方も対象に、
 練習会にて体験を行っていくことにしたのです。


■共同募金会の「社会問題解決プロジェクト」を通して、
 活動の幅が広がる



−EFT広島では、普段はどのような活動を行っているのですか?

 普段は、月1回、
 広島女性教育センター(WEプラザ)にて、
 EFTの練習会を開催しています。
 また、初めての方に対してもEFTの体験を
 して頂いています。

 広島県共同募金会の
「社会課題解決プロジェクト」に参加する前は、
 ほかにも、教職員のためのEFT講習会」を開催しました。

 ただし、その際はEFT広島としてではなく、
 NPO法人メンタルヘルス研究会の
 活動の一環で行ったのですが。

 
−教職員対象にEFTを行ってみての感想は。

 教職員の方は、
 仕事の上でも大きなストレスがあります。

 児童、生徒のみならず
 教職員同士、保護者といった人間関係や、
 職務の煩雑さなど様々です。
 中にはストレスを上手く解消できない方も
 少なくありません。
 
 新人の先生方の悩みや不安、ベテランの先生方でも、
 知らず知らずのうちに溜め込んできた無理が、
 心身に負担をかけていることも多々あります。
 
 また、学校の仕事が多く、
 ご自身の家族と関わる時間が少なくなっていることも、
 ストレスになっているようでした。
 

−「社会問題解決プロジェクト」においては、
 今年度は、EFT広島主催の講習会開催に向けて、
 募金を集める期間だったと思うのですが、
 募金活動を行ってみて、いかがでしたか?



 募金活動は、非常に大変でした。

 まだまだEFTの知名度も低いため、
 当然、EFTを理解してもらうのは難しい。

 そこで、EFT体験会を重視して、
 その参加者に、体験を通して賛同して頂き
 募金してもらうようにしました。

 無理のないように、ワンコイン募金をお願いしたり、

 募金を全面にするのではなく、
 楽しいイベントを行い、その参加費の一部を募金する、
 そんなスタイルでもお金を集めていきました。

 たとえば、カレーパーティーを、その一環で開催。
 参加費4,000円のうち、
 500円を募金するといった仕組みです。

 集めている私たちが、息切れしてしまうようでは、
 それこそストレスになります。

 過度な負担にならないように、
 そして募金活動を楽しめるものにしようと、
 意識しました。
 

■ストレス社会について思うこと


−今回の「社会問題解決プロジェクト」のテーマでもある、
 自殺、虐待の問題、若者の問題などの背景に、
 現在のストレス社会があることは間違いありません。
 EFTの理論、実践を通して、こうした問題に対して、
 どのようなアプローチが必要だと考えますか?


 
 まずは、子どもの虐待について。

 よく、こうした事態が話題になると、
 マスコミを中心に、親を責める傾向が強いです。

 しかし、親を責めたところで、
 問題が解決することはありません。
 
 まず子どもを守りケアすることが一番大切なことです。
 命に関わることですから、これは最優先されるものです。
 次に、親に対してのケアが重要になってきます。
 親もまた、そうなった原因があるのです。

 そして、社会全体の風潮として、

 今までの男社会の中で

「感情を感じることを良しとしない」。
 そんな風潮がまだまだ強いです。


「ネガティブなことは考えてはいけない、
 そう思う自分は価値がない、ダメな人間だ」

「感情に浸っていてはダメだ、頑張らなければならない」

「弱音を吐くと、社会から切り捨てられる」

 
 そんな心理状態の中で、
 感情にふたをして行動することが、
 現代社会では求められてきました。

 ですが、感情にふたをしていると、
 何らかのきっかけで、それが爆発してしまう。

 それで、自暴自棄や自己嫌悪に陥ったり、無気力になったり、
 うつ状態になったり、最悪の場合は、自殺してしまう。

 感情と向き合うことで、マイナスの自分も受け入れられる。
 自分が何を感じているのか、本当はどうしたいのか、
 感情をシェアできる環境づくりが求められています。

 
■EFT広島で、今後やってみたいこと


−今後、EFT広島でやってみたい事業はありますか。


 EFTの内容は、様々な分野に応用ができるため、
 どこにでも取り入れられます。
 まずは、介護の分野で活動ができないかと考えています。

 介護をする方々、ヘルパーの皆様方は、
 ストレスを感じやすい職業だと感じます。
 そのため、まずはヘルパーの方に、
 EFTを体験していただきたい。

 また、人から相談を受ける立場、
 カウンセラー、相談員等の方々も、
 気をつけないと、自分自身が、
 多くの方のマイナスの感情を受けることで、
 ストレスがたまりやすくなります。

 介護やカウンセラーといった、
 問題に対応する人向けに、
 何かできないかと考えています。

 もちろん、企業対象、幼稚園などの子どもたち対象、
 親対象に、EFTを実践できればと考えています。

 将来的には、定期的に企業などにセラピストを派遣し、
 個々のストレス解消に役立つようになれば、
 継続的な支援ができると思っています。

 とはいえ、活動を広げるためには、
 それをサポートしてくれる人が必要であって、
 現状では、まだまだそうした人が足りません。
 私だけでできることには、限界がありますから。


−EFTの活動を広げる上で、課題と感じることは?

 
 どこにどんなストレスがあるか、
 具体的な内容がわかりません。

 今のところ、私たちの想像や、
 知り合いから聞く情報でしかないのです。

 EFT広島とストレスのある方々(企業)との、
 橋渡しをしてくれる機関なり人なりが
 必要だと思っています。

 具体的なことがわかれば、
 その問題を抱えている方々(企業)に対して、
 より絞ったアプローチができます。
 
 今は関わっているセラピストの人数も
 多くはありませんので、
 そこまで手がとどきません。
 ご縁のあるところから始めていくしかありません。

 また、個々のセラピストの活動への関わり方も、
 それぞれの事情があり、
 みなさん同じではありません。
 
 できる範囲で、できる時に、喜びも感じながら、
 意思の統一を図ることに気をつけています。

 特定の個人に負担がかかり過ぎないように、
 長く続けられるのが理想です。
 そのためにも、まずは自分たちが、感情のシェアをし、
 EFTで自らの悩みをクリアにすること。
 
 抱えている悩みや負担に思っていることも、
 素直に言える環境を作るよう、意識しています。


 その他にも、
 自分たちのさらなるレベルアップを計ることも、大切です。
 
 トラウマや恐怖症などにもEFTは使えますが、
 精神疾患など注意することもあります。
 
 その場合、EFT-Japanのインストラクターの中に
 精神科医などの専門家もいるので、
 問題に応じて相談しています。
 

−本日は、お忙しい中、本当にありがとうございました!

posted by ccc_summit_hiroshima at 20:59| Comment(0) | 社会起業家インタビュー(2010) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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